セメント系薬液注入が、地盤の強化や液状化対策となる根拠 -2013/11/25-

セメント系薬液注入は、液状化地盤において、非常に効果的であることが筑波大学の研究でわかっております。具体的には、一軸圧縮強度測定や、電気比抵抗による透水係数の関係性から評価しております。
弊社では、以前より薬液注入圧力の増加と削孔時の逸水率により地盤改良効果の確認をしてまいりました。違うアプローチで、このように同様な評価が得られたことは、非常に心強く思います。
◎セメント系薬液注入の効果確認
(茨城大学大学院理工学研究科・茨城大学工学部都市システム工学科)
さて、セメント系薬液注入による地盤改良効果があることが、ある程度評価される中で浦安市では、格子工法の議論が各地区で行われております。100%の住民同意や200万円の自己負担(浦安市では1軒あたり1200万円以上の費用がかかるため、200万円の負担を求めている。)という、非現実的な、非常にハードルの高いことを住民の皆さんに求めています。
私は以前から申し上げておりますが、無理な場合の代替え案はあるのか?生活道路はセメント系表層改良、宅地は恒久性薬液注入を行うという案でも良いのではないかと考えます。要は自己負担金無しで出来る方法も用意すべきではないかと思います。さらに、薬液注入工法は噴射や撹拌系よりも近接する構造物への影響度も低いのです。
私は格子工法を否定している訳ではありません。しかし、実現可能な対策であることが必須ではないでしょうか?
弊社では、以前より薬液注入圧力の増加と削孔時の逸水率により地盤改良効果の確認をしてまいりました。違うアプローチで、このように同様な評価が得られたことは、非常に心強く思います。
◎セメント系薬液注入の効果確認
(茨城大学大学院理工学研究科・茨城大学工学部都市システム工学科)
さて、セメント系薬液注入による地盤改良効果があることが、ある程度評価される中で浦安市では、格子工法の議論が各地区で行われております。100%の住民同意や200万円の自己負担(浦安市では1軒あたり1200万円以上の費用がかかるため、200万円の負担を求めている。)という、非現実的な、非常にハードルの高いことを住民の皆さんに求めています。
私は以前から申し上げておりますが、無理な場合の代替え案はあるのか?生活道路はセメント系表層改良、宅地は恒久性薬液注入を行うという案でも良いのではないかと考えます。要は自己負担金無しで出来る方法も用意すべきではないかと思います。さらに、薬液注入工法は噴射や撹拌系よりも近接する構造物への影響度も低いのです。
私は格子工法を否定している訳ではありません。しかし、実現可能な対策であることが必須ではないでしょうか?