建物傾斜修正と 液状化対策を兼ねる工法は 薬液注入工法のみ -2012/11/17-

現在、美浜地区および舞浜地区、今川地区にてハイブリッド工法(地盤改良併用建物傾斜修正工事・薬液注入工法)を行っております。
このハイブリッド工法の発明者は、(株)横浜グラウトの代表 中澤です。
この度、ハイブリッド工法をより多くの方に知って頂き、採用していただくため、平成25年1月より横浜グラウトも直接的な技術提供や受注を行ってまいります。ブログの更新もこちらにて行ってまいります。
さて、既存の建物が存在し、建物傾斜修正が必要な場合、液状化対策を兼ねる工法は、現在薬液注入工法のみとなっております。詳しくは、久喜市液状化対策委員会(第3回)をご参照下さい。
建物の沈下修正を伴わない宅地の液状化対策として、費用対効果に優れる工法としては、地下水位低下工法やシートパイルによる締切工法等も考えられておりますが、地下水位低下工法は圧密沈下による家屋への影響が懸念されております。
シートパイル(鉄板)による締切工法は、歯抜けがあったり、コーナーのきちんとした接続がなされない場合には、液状化対策の効果が疑問視されています。さらに、短尺の鉄板(シートパイル)は再液状化の際には、泥水と鉄となり、その比重の違いからもぐり込み現象が懸念されます。その辺りの更なる検討が必要かなと思われております。
以上のように、液状化対策委員会は各県、各市にてそれぞれ検討されているため、横断的に見ていくと様々な提案や問題点が出ており、非常に興味深いです。
このハイブリッド工法の発明者は、(株)横浜グラウトの代表 中澤です。
この度、ハイブリッド工法をより多くの方に知って頂き、採用していただくため、平成25年1月より横浜グラウトも直接的な技術提供や受注を行ってまいります。ブログの更新もこちらにて行ってまいります。
さて、既存の建物が存在し、建物傾斜修正が必要な場合、液状化対策を兼ねる工法は、現在薬液注入工法のみとなっております。詳しくは、久喜市液状化対策委員会(第3回)をご参照下さい。
建物の沈下修正を伴わない宅地の液状化対策として、費用対効果に優れる工法としては、地下水位低下工法やシートパイルによる締切工法等も考えられておりますが、地下水位低下工法は圧密沈下による家屋への影響が懸念されております。
シートパイル(鉄板)による締切工法は、歯抜けがあったり、コーナーのきちんとした接続がなされない場合には、液状化対策の効果が疑問視されています。さらに、短尺の鉄板(シートパイル)は再液状化の際には、泥水と鉄となり、その比重の違いからもぐり込み現象が懸念されます。その辺りの更なる検討が必要かなと思われております。
以上のように、液状化対策委員会は各県、各市にてそれぞれ検討されているため、横断的に見ていくと様々な提案や問題点が出ており、非常に興味深いです。