不等沈下の要因は宅盤の緩みや空洞 -2015/10/04-

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皆様ご無沙汰しております。9月は雨が多くて大変でしたね。
 9月は千葉県白井市の新興住宅街にある築8年の建物を3軒修正しました。(いずれも大手ハウスメーカーさんからの依頼です。)
 9月末は、静岡県函南町のお宅の沈下修正を行いました。畑を埋めて家を建ちましたが、既存の水路がある方向に不等沈下した案件です。現在は沈下修正および地盤改良も無事終了し、外構の復旧を行っております。

 10月に入り、現在私は茨城県茨城町のお宅の建物沈下修正を行っております。山の斜面を切盛して造成した宅盤ですが、先の大震災により、地すべりを起こしており、斜面に沿って沈下した案件です。斜面の安定を図る工事も含めて現在施工中です。

 10月中旬は府中市のお宅の沈下修正を行います。この案件は宅盤の盛土の締固めが十分でなく、さらにガラが混入されており、宅盤が沈下した案件です。建物の沈下としては6cm程度であり大したことはないのですが、基礎の下を掘って確認したところ最大で15cm程度の空洞が存在しておりました。地盤改良と空隙の充填を行いながら、建物の沈下修正を行う予定です。

 以上のように、不等沈下の要因は宅盤の緩みや空洞の発生により生じますので、安易に建物の傾斜のみを直したところで再沈下することは自明の理です。
 しっかりとした地盤改良の下での宅盤の強化を図った上で、建物の沈下修正を行う必要があります。そのニーズにしっかりと応えられるのは、横浜グラウトのハイブリッド工法のみです。

 弊社では、弊社と同様な工法と言う業者に対し、特許侵害の調査を行い、その実態を調べましたが、とてもいい加減な工事をしている事が判明しておりますので、必要に応じて公表したいと思っております。

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