① 茨城県のお宅は診療所と母屋が一体となった大きな建物であり、先の震災で地すべりを起こし、建物の半分が大きく傾斜した案件でした。地割れした箇所はかなり緩んでおり、建物の下も空洞化していたので、50m3以上の地盤改良材の使用量でした。工事終了後、建物がかなりしっかりとしたとお褒めの言葉をいただきました。
② 府中市内のお宅は、基礎の下が10cm以上空洞となっておりました。地中にコンクリートガラ等の混入が見受けられていたため、経年による地盤沈下により、地盤の空洞化および建物の傾斜が見られました。地盤の緩みも大きかったため、こちらも相当な量が入りました。お客様は建物の傾斜が回復し、とても安心しておられました。
③ 横浜のマンションの立体駐車場の傾斜回復は、「そんな地盤改良と傾斜回復が同時にできるの?」と半信半疑でしたが、車の移動の手間もほとんどなく、2日間で一気に修復しました。舗装の復旧、ラインの復旧、その他外構部の補修もまとめて弊社で行いましたので、非常にスムースな仕事ができ、お褒めの言葉をいただきました。 ここで、注目すべき点は、注入箇所の隆起を見る限り、1箇所あたり地盤改良ができる範囲はせいぜい3~4m2程度と言うことです。よって1F床面積が60m2程度のお宅は15~20箇所からの注入を行わないと建物の下に空洞ができると言う事になります。よって、注入量や注入箇所が少ない業者は注意すべきです。